2018.4.18【社内勉強会】アーキテクチャ標準仕様~その1

2018.4.18【社内勉強会】アーキテクチャ標準仕様~その1
今年最初の勉強会、テーマは「特許庁アーキテクチャ標準仕様」。講師はついに弊社代表が登場です!

過去に大失敗した特許庁内における超巨大システム群の刷新。そのリベンジに先立ち、多くの時間と英知を費やして策定と改訂が進められている当アーキテクチャ標準仕様。

今回は、当仕様の策定が必要となった背景と目的、そして基礎となる「3層構造」と「 BPMN(Business Process Modeling Notation)」によるワークフローのモデリングについてでした。
キーワードは「隠ぺい化」。
モデリングによって分解された各業務サービスを、
インターフェースによって点で結び、
ビジネスロジックを隠ぺいし、各サービスの疎結合化を行う。
オブジェクト指向の言語でも良くある考え方ですが、プログラムも超巨大システム群も、基本となる考え方は同じなんですね。

当仕様書は文章構成を見ても、ベンダーに対して「守ってもらう」為に作られている事が、清悦ながらすごく感じました。
よくあるセキュリティ仕様書など、作って終わりで後はこれ読んで守ってね、という感じが全くしません。それだけ本気という事を感じます。

昨年の勉強会は、AWSや仮想環境などのテクニカルなテーマが主でしたが、今年は設計や要件定義などを、この「特許庁アーキテクチャ標準仕様」を題材に考えていきます!
今年中に終わらないかも、、、というボリューム。。
密度の濃い内容になりそうです!

◆題材とさせて頂いている、
特許庁アーキテクチャ標準仕様書はこちらより入手頂けます
http://www.jpo.go.jp/torikumi/system/arch_spec13.htm