2018.06.22【社内勉強会】アーキテクチャ標準仕様~その3

2018.06.22【社内勉強会】アーキテクチャ標準仕様~その3
今月も引き続き「特許庁アーキテクチャ標準仕様」についての勉強会を行っております!

今回は前回までの復習、そして「重複データ」について勉強をしました。
「重複データ」には、主に発音は同じだが、互いに区別される「同音異義語」とその逆、発音は異なるが、区別がされない(されにくい)「異音同義語」の2つがあります。
ではその「重複データ」、あるとなにが困るかというと、他者(社)との間で認識の不一致が起こりやすくなるということです。どこかで聞いたお話ですが、そうです、前回学習した「BPMN」にでてきたことです。
例えば「転送先」と「送信先」という言葉。両方とも何かを送るどこかですが、そのどこかがミソ。1つの資料にこの言葉がでてきたことにより、この送り先は同じ場所なのか、それともそれぞれで違う場所なのか、混乱してしまうのです。少なくとも私は混乱しました(実話です)。
これが特許庁などの大きなシステムの開発ともなれば、関わる人数も、ましてや会社も違いますからきちんと定義しておかねば、大混乱を招くこと必至です。
大混乱を招かないためにも「重複データ」、気を付けていきましょう。

さてここまでの学習で基盤は出来てきましたので次回の勉強会はそれを踏まえたうえで「特許庁アーキテクチャ標準仕様」を読み進めていきたいと思います。
先は長いですが、わかることが増えるのは楽しいですね。
◆題材とさせて頂いている、
特許庁アーキテクチャ標準仕様書はこちらより入手頂けます
http://www.jpo.go.jp/torikumi/system/arch_spec13.htm